2015年3月24日火曜日
小梅添え
週末に友人と逗子まで行った帰り道、新逗子から京急に乗るも乗り継ぎを間違えて、危うく羽田空港まで行きかける。折り返して、やっと品川までたどり着く。
夜ごはんを食べようかとなり、改札内エキュートの「シターラダイナー」に入った。他所にも何店舗かあるインド料理店。
海外の空港のターミナルで「SUSHI」屋とかあると、妙な気分になるけど、日本に来たインド人も駅ナカでこういうお店に出くわしたら同じような気分なのかなと思う。
友人は私が勧めまくった、パラクパニールのセット(ほうれん草のペーストと豆腐みたいなチーズのカレー)、私は小梅入りサンバルカレーのセット(野菜の酸味のあるカレー)にした。
一緒に付いてた玉葱のスパイス揚げも美味しかった。インド版かき揚げという感じ。
サンバルカレーはさらっとしてゴロゴロ入った大根が食べがいがあってよかった。
メニューに「添えられた小梅が絶妙なアクセント」とあったけど、カリカリ梅みたいなのだったので、梅肉が絡むでもなく梅だけとって食べてしまい「絶妙」かはわからなかった。
多分梅干しだけ先に食べた私がいけないのよ。
(品川/シターラダイナー)
2015年3月20日金曜日
ブーム来るかな
西荻窪の高架下にある大岩食堂に行った。
鯖の塩焼き定食とかがありそうな名前だけど、カフェのような佇まいの南インド料理のお店だ。
パラパラのバスマティ米とパパド(豆粉の揚げ煎、大好き)豆のカレーと野菜のカレー2つ、サラダ、チャイのセット。キャベツとトマトのカレーが美味しかった。
カレー好きな人がだいたいハマる南インド料理、最近ジワジワ流行り出している気がする。
よく女性に受けるものは流行るというけど、南インドは菜食が多くてヘルシーだし、南インドミールス(南インドの定食みたいなの)は「ちょっとずつ色々なものが食べたいのー」という女性に多い(気がする)感覚に合ってる気がする。
でもパンケーキやポップコーンやチョコのお店に並ぶ乙女たちが、インド料理屋に並ぶところは想像できないなぁ。
(西荻窪/大岩食堂)
2015年3月7日土曜日
錬金術師の話
上下水道から机まで全て自ら作ったというお店、ボンナボンナを1人で切り盛りするご主人は、スパイスと漢方の錬金術師だ。
注文を受けてから、スリランカから取り寄せているホールのスパイスを季節ごとの関東の風土に合わせて空煎りしてミルでひく。
普通のカレーの作り方と違うから、カレーじゃなくて「スパイスごはん」と表記している。
チキントマトカレーにグリル野菜をトッピングしたのを食べた。彩りきれいで、スパイスが口の中でギュッギュッっとなる。
一 見物静かそうな佇まいのご主人は饒舌で、スパイス講座のごとく色んな話をしてくれた。(実際、教室もされているそう。)
同じスパイスでも産地に寄って全然風味が違うこと、いいものは飲食店 に卸されるより高級ブランドの香水用に買われるものが多いこと、柑橘や桃の香りのするシナモン、甘美なムスクの香りのナツメグを試しに嗅がせてくれた。(ナツメグはNut(豆)+Meg(ムスク)!)
掃除用のスプレーもスパイスから抽出されていて!床下にもミイラに詰めるような抗菌防虫効果のスパイスが敷き詰められているそう!!!
!がいっぱいのおもしろいお話はまだまだありそうだし、「試作です」と言っていた給湯器に貼ったメモの「カボチャのチャイ」が気になって仕方ないのでまた絶対行きたいな。
(世田谷代田/ボンナボンナ)
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