2015年2月26日木曜日

恵比寿のダルバート


恵比寿のソルティモードに行った。

キャップから長めの髪の毛がのぞくマスターは、ネパールの人だけどパッと見で彫りの深い顔立ちの日本人にも見える。フレンチのお店やレゲエバーで働いていたことがあるらしい。DJもやってるらしい。

トイレにネパールの写真や小物に混じってチェ ゲバラのステッカーが貼ってあった。

色々混じっているけど、料理はごく素朴なネパールの家庭料理らしい。ボリュームのあるダルバートが美味しくてすいすい食べた。




                            (恵比寿/ソルティモード)

2015年2月23日月曜日

かえるとカレーとシフォン




池袋と要町の間にあるカレー屋、かえる食堂に行った。

カウンター数席のこじんまりした可愛らしいお店。

手羽元と野菜のカレーを食べた。
小さい1切れのレモンが添えられていて「途中で絞ると味が変わります」と言われて出された。 確かに!

芋はホクホクッと蒸かしてあるし、蓮根はパリッとしてるし、大根は出汁で煮込まれたものだしご飯はチキンスープで炊かれたものだし・・とそれぞれ仕込みが違うらしい。

1人1箱ティッシュを置いてくれる。
何から何まで細やか。

それに対しておおらかなのが、メニュー表の裏に書いてあった「かえる食堂の名前の由来は店名を考えていた時にたまたま貰い物の木彫りの蛙の置物が目についたからで深い意味はない」との旨。

カレー以外にシフォンケーキもおいしそうだった。

関係ないけど、しっとりしてフワフワのシフォンケーキって顔を拭きたくなる。
今度行くときはシフォンケーキも頼んで、口に入れる前にそっと感触を楽しもう。


                          (池袋/かえる食堂)

2015年2月12日木曜日

インドのサウスポー



久しぶりにインド料理屋のカレーを食べた。外苑前の「ナタラジ」。

大好きなカボチャが皮ごと大きく切られたのがゴロゴロ入ったクリーミーな黄色いカレーが、これも好きな小松菜が練り込まれたきれいな薄緑のナンと色みも味も合うしおいしい。

隣の席にインド人(らしき)3人連れが座った。

1人は右手1つできれいにナンをちぎって食べ始め、他の2人は最初からスプーンを使いながら食べていた。
それを横目に、最近ふと今更気になっていたことを思い出した。

インドでは左手は不浄でトイレで使うもので食事は神聖な右手を使うというのはよく聞く。じゃあ、インドの左利きはどうしているんだろうという事。

インド人の8割が信仰するヒンドゥー教だけでなくて、イスラム教でも左手は不浄とされているらしい。ちなみにキリスト教でも「左手は悪魔が宿る」との言われがあるとか。

生まれながらの左利きの私としては気になる気になる。
左手ということでなく利き手じゃないほうを不浄と決めて使うという事がざっくり書いてあった本もあった。近代化してる所では曖昧な所もあるのかも。
でもすごく信心深い人だったらやっぱり嫌だったりするのかな。気になる。

小さい頃、母が私に何度右手にスプーンを持たせても投げてしまってどうしても左じゃないと持たなくてしょうがないからほっといたらしい。もしそういう信心深い家の子だったら不吉だったろうな。
左手がのびのび使えておいしいカレーも食べられる境遇に育ってよかった、よかった。



(外苑前/ナタラジ)

2015年2月7日土曜日

カフェカレーと、ものまねレジェンド




代官山のオクラのとなりあるカフェのボンベイバザーに入った。引き戸を開けると店のある地下からカレーの薫りがした。いい薫りに惹かれながら薄暗い階下に降りて行くシチュエーションて好きだなと思った。
トロっとした甘めのチキンカレーは、盛りが良いけどペロっとたいらげられる。

ここ、コロッケ(ものまねでおなじみの方)も御贔屓のお店らしい。
このおしゃれカフェでコロッケがリサイタルしてくたら楽しそうだな、、などとまたくだらない事を考えた。



(代官山/ボンベイバザー)