はるばる越冬解決
とにかく寒さに弱い。まだ秋真っ盛りながら、昨日の夜は冷えて足元にレンジでチンする湯たんぽを置いていた。今日の昼間は気温が上がったけれど、体調がいまいちだから手先が青かった。お昼ごはんに食べたタップロボーンのアーユルヴェーダワンプレートは、円いお皿の真ん中にお米とパパドが、それをぐるりとピリ辛なチキンカレー、マイルドなダルカレー、香菜の和え物、しめじの和え物、ココナッツの入ったふりかけみたいなものが囲んで盛られていた。「スリランカのお母さんの盛り付け」らしいけれど、スリランカのカレーは鰹節(モルディブフィッシュ)の出汁が利いているので舌に馴染みやすい。体調を整えるためにつくられたものだそうで食べていたら、体がポカポカしてきて手先はほんのり赤くなった。メニューの表紙のオーナーのプロフィール文に「日本の辛い冬をスリランカのスパイスで乗り越え、その経験をお世話になった日本人の皆さまに恩返しとして・・」とあった。私はしっかり恩恵にあずかったようだ。お店のスパイスはスリランカのオーナーの母から仕入れているらしい。オーナーの母に感謝だ。このスパイス使いはマネしようもないけれど、夕食の炒め物にはたっぷり生姜を入れて作った。 (スパイシービストロ タップロボーン/青山一丁目)