2016年3月24日木曜日

スープのギャップ

現代美術館へ行くのに清澄白河で降りた。「キヨスミシラカワ」って口当たりが気持ち良いような、声に出して言いたい駅名だなぁなどと思いながら歩いていたらお腹が空いてきた。
商店街を抜けて、美術館のある大通りへ出る角にある南インド料理屋のナンディニに入った。


パンケーキのような米粉のドーサとサンバル(野菜カレー)、ピリ辛のココナツソース、タピオカのデザートのセットを食べた。
ドーサは練り込まれたニンジンとパセリが白地に映えて可愛らしく、フカフカですごく美味しかった。

サービスで出されたスープは何故かキッチュな絵のついたプラスチックの両取手の離乳食用のような器に入って出てきた。セットの入ったシルバーのプレートとの不釣り合いぶりときたら。
急がしそうに動くホールのインド人スタッフがそのスープをそーっと出すさまは妙に愛らしかった。
器に合わずスープは少ししょっぱかった。


                             (清澄白河/ナンディニ)